2025-01-01から1年間の記事一覧
2025/8/24〜9/3 バッタ博士こと、前野ウルド浩太郎さんのバッタもの第3弾。おちゃらけた科学エッセイを書いているだけ、と見せかけてきっちりバッタの生殖に関する大研究を成し遂げていた!私も分野は違うが研究を生業としているので、色々共感できること多…
2025/8/27〜8/30 高校2年生のイノケンら4人組は陸上部の1年先輩である「ねーさん」の大ファン。しかし、そのねーさんが骨肉腫になり、足を切断することに。手術前に会いたいと言った元カレを探して奮闘する4人組。なんとか会わせようとするが・・ というドタ…
久しぶりの読了報告。 2025/8/25〜8/27 メフィスト賞受賞作未読シリーズ。 2020年の第61回受賞作。若い女性作家さんらしい、テーマ。地下アイドルとそれを推すファンたち、それぞれの屈折を、Twitterのつぶやきを交えながら(Xと名称が変わることは予想でき…
数少ない、このブログの読者の皆様 永らく更新できていませんが、決して本を読んでいない、というわけではなく、単に私の怠慢です。 最後が3月初旬の佐藤優著「ファシズムの正体」ですね。あれから100冊弱読んでいるのですが、近々、未アップ分も含め再開…
2025/2/25〜3/7 ファシズム、という言葉は良く聞くものだが、どういうものか、というのはイマイチ分かっていなかった。本書は、ファシズムがどういうものかを丁寧に説明してくれているが、私の理解力不足かはっきりわかったとは言いがたい。新帝国主義の時代…
2025/2/27〜3/6 2年半ぶりの安部作品で12年ものの積読本。 安部氏は信長を主人公にした作品をたくさん書いているが、本作はタイトル通り、生まれる前から織田家を継いで間もない頃の青年時代を描く。 父親である信秀や跡目争いをしたと言われる弟信勝との関…
2025/2/21〜2/26 武器密売市場に潜り込んだユーリであったが、身分がバレてしまい窮地に陥る。ロシアと中国、日本の様々な思惑が混ざり合って複雑な様相を呈する。機龍のバトルの白熱した様子、上巻で明らかになったユーリの過去の鮮やかな裏返しなど、読み…
2025/2/18〜2/21 2年ちょっとぶりの月村作品。機龍警察シリーズも久し振りである。 ユーリが警視庁との契約を解除され、旧知のゾロトフと組んで闇の武器市場に手を染める。掌に刻まれた犬のタトゥーがなぜ刻まれるに至ったか。ユーリの壮絶なる過去が明かさ…
2025/2/5〜2/17 作家である二宮さんの奥さんが藝大生だったことがきっかけで書かれた東京藝大の強者たちのノンフィクション。他の大学とは全く違う世界がある。いやあ、面白いわ。 https://amzn.to/4gMMWsn
2025/2/14〜2/17 15年ものの積読本。 表紙の絵からわかるように、本の両面どちらからも話が始まる本自体に細工が施されている。生存者と殺人者のストーリーを読んでから中央の袋とじを開いて結末を読む、という斬新な仕掛け。これは電子書籍化は難しい、紙の…
2025/2/7〜2/14 論文をどのように書けば良いか、を詳細に解説した内容。論文に限らず、説得力のある文章を書く際にとても参考になる。文章が苦手な人にはぜひ読んで欲しい本だが、そういう人に限って、「本を読まない」という何とももどかしい状況もある。何…
2025/2/5〜2/13 14年ものの積読本。 ベトナム戦争の頃に高校生だった6人組。1人がベトナムで爆死してしまうが、同行の男が姿を消す。爆死した男の子供を身ごもっていた女と結婚した仲間が、およそ30年後、縁もゆかりもないサンディエゴで射殺されてしまう。…
2025/1/27〜2/5 第26回(2002年)メフィスト賞受賞作品。 霧島が破局的噴火を起こし、その後に起こる2次災害の様子を描くパニック小説。面白いし、ためになる。こんな噴火は起こってほしくないが、長期的に見れば起こっても不思議はない。最後、未来が開ける…
2025/1/28〜2/2 「虐殺器官」、「ハーモニー」と2作の名SF作品を残した伊藤計劃氏のWeb日記やその他の文章をまとめたもの。 若くしてガンに倒れてしまったが、もっと作品を読みたかった。 https://amzn.to/4aJYXgH
2025/1/23〜1/29 原田氏は、我々が教育を受けた明治維新が勝者の記録であって、決して褒められたものではない、との主張を何度も著書にしておられるが、この本の内容が今までで一番しっくりきた。明治の元勲と呼ばれている、大久保、西郷、井上、伊藤、木戸…
2025/1/24〜1/25 久しぶりのタイムスリップシリーズ。 今回は忠臣蔵の舞台にお馴染みウララ、七海、香葉子の三人が乗り込む。がなんと現在、知能の発達した犬に人間が支配されているという破茶滅茶な設定で、そのようなことになってしまった発端である綱吉の…
2025/1/21〜1/23 沢野ひとしさんの山で食べたご飯をメインにした山行記。 休憩すると酒を飲みたくなるところなどは非常に共感するが、実際に飲んでしまうのは難しい。が、沢野さんたちは実際に飲んでそこで停滞してしまうところが素晴らしい。このような余裕…
2025/1/18〜1/23 主役は靄船の林蔵。上方での仕掛けが連作短編として描かれる。どの短編も見事に現実と思われた世界がひっくり返されるが、最後の「野狐」は又市、百介、お龍、仁蔵、柳次らオールスター登場で特によかった。 https://amzn.to/4gfNRRA
2025/1/9〜1/21 2016年に行われた山内先生と佐藤氏の対談。トランプ、金正恩、プーチン、エルドアン、ハメネイ各氏ら、独裁的な指導者について考察を深めた内容。一周回ってトランプさんが再び大統領になり、習近平氏がルールを変えて終身指導者となってしま…
2025/1/10〜1/21 地球上にどのように生命が誕生したか、をこれまでに発見されている知見をもとに探っていく大著。久しぶりに知的興奮を感じる内容。原著は2003年なので、この後に発見されたこともあるかとは思うが、我々がここに存在する起源を丁寧に説明し…
2025/1/10〜1/17 12年半ものの積読本。 「ストロベリーナイト」として映画化された原作本。 小林充というチンピラが殺され、姫川班はその捜査に加わるが、上層部から「柳井健斗」という人物が捜査線上に現れても決して触れてはならない、という通達がくる。…
2025/1/7〜1/10 例年読める時には年初1冊目に読んでいたが、今年は予定がちょっとずれた。 実在した戦後の文豪たちが開いた貸本屋の「鎌倉文庫」の蔵書をめぐって智恵子、栞子、扉子の篠川三代が関係する不思議な物語。これまでのシリーズで色々謎であった…
2024/12/24〜2025/1/7 宮家邦彦氏の週刊新潮での連載コラムをまとめたもの。テレビやラジオで宮家さんの話をよく聞くが、保守系の非過激な評論家として信頼できると思っている。前著にも書かれていた事象の分類、「ドライバー」、「エピソード」、「トリビア…
2024/12/28〜2025/1/7 昨年「地雷グリコ」でミステリランキングを席巻した青崎有吾さんのデビュー作で第22回鮎川哲也賞受賞作。 体育館で起こった密室殺人を、部室で生活している風変わりな生徒裏染天馬が探偵となり解決する。謎解きはとても明快であり、天…
2023/11/27〜2025/1/5 足掛け二年もかかってしまった。 島田荘司「ローズマ リーのあまき香り」の第5回、森博嗣「オメガ城の惨劇」第4章で最終回、辻村深月「罪と罰のコンパス」第4回、秋吉理香子「月夜行路」第二話。どの作品も素晴らしい。森さんの作品…
2024/12/24〜12/31 井沢さんがいつも「できない」と書いておられたアカデミック側の学者との対談が本に。マスコミにも良く登場される本郷先生との対談と、日本史の大きな出来事に対する、アカデミックな解釈と井沢流解釈が対比されて書かれているのが面白い。…
2024/12/25〜12/28 15年ものの積読本。 様々な職場で花形の職種ではない役職の人々に起こる事件を描く短編集。警察における看守や情報管理課、新聞社における整理部、県庁における秘書課など、どこか屈折した気持ちを持ちながら日々を過ごしている人たちに…
2024/12/16〜12/24 岩手の寒村で生まれた長沢一郎は、中学卒業とともに集団就職で東京へ。就職先の食堂で苦労した一郎であったが、仲良くなった先輩の松木幸介が、一郎の家で火事に巻き込まれて死んでしまう。間違って幸介のカバンを持って出ていた一郎は、…
ちょっと更新が滞ってしまいました。年末年始に読んだ本を連続アップ。 2024/12/21〜12/23 ブルーバックスでも数多くの地学関係本を書いている藤岡先生の本。日本人なら名前は聞いたことがあるであろう「フォッサマグナ」について丸々一冊。私も南北アルプス…